雲南省は中国南西部の省で、豊かな自然に囲まれた多様な景観を有し、25の少数民族が暮らしています。
ミャンマー、ラオス及びベトナムと国境を接しており、コーヒー産業は代表的な高原農業の一つです。

夏は涼しく、冬は温かい気候である一方で、標高が高く、朝晩の寒暖差が大きいため、雲南省の南部はコーヒー栽培に適した土地柄となっています。
現在の中国産コーヒーのおよそ98％以上は雲南省で栽培されているそう。

COFFEE：PURE PEAKSさんでは、そんな雲南産のコーヒー豆の中でも、厳選された無農薬栽培によるアッパー５％の生豆を使い、国内トップロースターが焙煎した最高品質の香り高いコーヒー豆を販売しています。

現在、COFFEE：PURE PEAKSさんは、月に3〜4回、有楽町の「交通会館マルシェ」でポップアップショップを展開中です。
今回は同マルシェのブースにお邪魔して、お話をお聞きしました。

 

––COFFEE：PURE PEAKSさんで販売しているコーヒー豆は全てスペシャリティコーヒーなんですよね？

COFFEE：PURE PEAKSは今年、雲南産のコーヒーを日本で販売し、もっと普及させることを目的に立ち上げました。

COFFEE：PURE PEAKSで取り扱っているのは雲南産のスペシャリティコーヒーで、すべて標高１２００～１５００m級の山地で栽培された、ハイマウンテンコーヒーです。

スペシャリティコーヒーとは、スペシャリティコーヒー協会が定める「甘さ」、「口に含んだ質感」等、各種評価基準の合計が80点以上のコーヒーのことです。
その希少性から、全世界のコーヒー市場に出回る全量の5%しか生産されていません。

数年前に政府の指導や最新の栽培技術が導入されたこともあり、現在の雲南産コーヒー豆の品質は高水準で安定しています。
ちなみに雲南省のコーヒー豆はアラビカ種です。

 

––ぜひ、COFFEE：PURE PEAKSさんが販売しているコーヒー豆の特徴についても教えていただければ！

私たちが販売しているのは、雲南省内プーアル市にあるManqing Coffee Farmで栽培されたコーヒー豆（Man Qingシリーズ）です。

Manqing Coffee Farmは2008年からスペシャリティコーヒー作りに従事しており、栽培されたコーヒー豆は、近年では大手コーヒーチェーンなどにも供給されているなど、優れた品質を誇るコーヒー栽培園です。

Man Qingシリーズは、程よい苦味とフルーティな風味がその特徴です。
現在、COFFEE：PURE PEAKSでは同シリーズのコーヒー豆6種類を販売しています。

 

––COFFEE：PURE PEAKSさんの今後の展開についも教えてください！

現在、有楽町の「交通会館マルシェ」で定期的にポップアップショップを展開しています。
マルシェを訪れた多くの日本人のほか、欧米の方たちも雲南産のコーヒーに関心を持ってくれて嬉しいですね。

また、10月26日から11月24日までの間、神保町の「内山書店」さんで行われている「雲南フェア」でもコーヒー豆の販売をしています。
毎週土曜日にはコーヒーの試飲も可能なので、ぜひみなさんに訪れてもらいたいです。

現在は、常設での販売はオンラインストアのみですが、今後は神保町で実店舗も構えて、コーヒー豆の販売を行う予定です。

COFFEE：PURE PEAKSで取り扱うMan Qingシリーズのコーヒーは、すでにいくつかのカフェに卸すことが決まっています。そのため、今後もっと多くの店舗で、Man Qingシリーズのコーヒーを飲むことができるようになりますよ。

またCOFFEE：PURE PEAKSで取り扱う雲南産のコーヒー豆の種類も、今後はもっと増える予定です。

雲南省のコーヒーがもっと日本に広まって、ゆくゆくはコーヒーをきっかけに、雲南と日本の文化交流なども、もっと進むといいですね。

 

 

・COFFEE：PURE PEAKS
HP：https://shop.coffee-purepeaks.com
所在地：東京都千代田区神田神保町1-42-4 5階
instagram：https://www.instagram.com/coffeepurepeaks

・内山書店
HP：http://www.uchiyama-shoten.co.jp/
所在地：東京都千代田区神田神保町1-15

・交通会館マルシェ
HP：https://kotsukaikan-marche.com
所在地：東京都千代田区有楽町2-10-1

 

 

（HYAKUYOU編集部）

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